Debug コマンドについて
Cisco ルータのDebug コマンドは、トラブルシューティングや動作の確認に有効です。
ルータが送受信したパケットの内容を見たり、さまざまな機能が、ルータ内部でどのような処理をしているのかを確認することができます。
本サイトでも、Debug コマンドを使ったトラブルシューティング事例や、機能の紹介を行うことがあります。
便利なDebug コマンドですが、危険な面もあります。
大量のメッセージ出力でコンソールが埋め尽くされたり、CPU 使用率の高騰を招いて、キー入力を受け付けなくなることもあります。
他の機能にまで影響を及ぼし、最悪の場合、ルータを再起動するしか回復の手段がなくなることもあります。
Debug コマンドを試される場合は、危険性をよく理解したうえで行ってください。
Live Network(実際に運用されているネットワーク)から切り離された、検証環境でのみDebug コマンドを使用されることをお勧めします。
ネットワークエンジニアになろう!のトップページへ戻る