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“標準”の哲学―スタンダード・テクノロジーの三〇〇年

同じEthernet なのに、なんでつながらないの?


最近のパソコンには、Ethernet インターフェイスが標準装備されています。
ご存知の通りEthernet は、Xerox により開発され、DEC (Digital Equipment Corporation)、Intel、Xerox により規格が定められた後、IEEE の802 委員会(LMSC - LAN and MAN Standard Committee) によってIEEE 802.3 として標準化されました。

買ってきたパソコンを、LAN につなげようとした時に事件は起こります。

A社のパソコンはスイッチにつながるのに、B社のパソコンだとリンクアップしない!
同じEthernet なのに・・・

標準化され、広く普及しているEthernet ですらこういうことは起こります。

IEEE、IETF、ISO・・・ネットワーク業界も標準だらけです。
そもそも標準って、誰が考えたんでしょう?

この本では、18世紀後半に産声を上げた「標準化」の思想が、どのように発展してきたかを丁寧に説明しています。

「そもそも、標準ってのはね・・・」


書名:“標準”の哲学―スタンダード・テクノロジーの三〇〇年
著者:橋本 毅彦
出版社:講談社


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