この記事は、改訂&リニューアルして『P はプロトコルのP - UDLD を究める』へ移転しました。
UDLD を究める(11)UDLD アグレッシブモード
これまで見てきたUDLD は、ノーマルモードと呼びます。
UDLD ノーマルモードでは、ポートが受信も送信もできなくなった場合はUniDirectional を検知できないという欠点がありました。
UDLD アグレッシブモードでは、Link Up フェイズに移行したCatalyst-A が、1秒間隔でProbe を8秒間送信する間に、Catalyst-B からのUDLD PDU を受信しないと、即座にFlush を送信し、ポートをErrDisable にします。
アグレッシブモードの場合、Unidrectional と判断するための条件がLink Up フェイズに移行後、8回のProbe 送信が完了後も、対向機器からUDLD PDU を受信できないことなので、送信・受信の両方ができない状態にも対処可能です。
UDLD を究める (1) はじめに
UDLD を究める (2)Bidirectional とUnidirectional
UDLD を究める (3)UDLD とAuto Negotiation
UDLD を究める (4)UDLD の基本動作
UDLD を究める (5)UDLD のパケットフォーマット
UDLD を究める (6)UDLD のタイマー
UDLD を究める (7)Bidirectional State
UDLD を究める (8)Operartional State
UDLD を究める (9)UDLD のアルゴリズム(1)ネイバー関係の確立
UDLD を究める(10)UDLD のアルゴリズム(2)Unidirectional を検知する
UDLD を究める(11)UDLD アグレッシブモード
UDLD を究める(12)UDLD ノーマルモードとアグレッシブモードの互換性
UDLD を究める(13)設定用コマンド
UDLD を究める(14)show コマンド
UDLD を究める(15)UDLD のデバッグ(1)ネイバー関係の確立
UDLD を究める(16)UDLD のデバッグ(2)Unidirectional を検知する
UDLD を究める(17)UDLD のテスト環境を構築する
UDLD を究める(付録) UDLD の状態遷移を時系列で観察する
ネットワークエンジニアになろう!のトップページへ戻る