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特集 - トウキョウトッキョキョカキョク

ここで改めて言うまでもなく、通信技術は標準規格をベースとして成り立っています。


標準規格には、IETF やATM Forum といった業界標準(デファクトスタンダード)、ITU やJIS などの公的な標準(デジュールスタンダード)があります。

どのような規格であれその規格に則って設計されたシステムは、互換性が保証されているわけです(※)

    ※ 必ずしもそうは行かないのが世の常ですが・・・

完全に規格に則ったシステムであれば、だれが作ってもまったく同じものが出来ます。
つまり、没個性です。

国や自治体が提供するサービスであれば、それでも差し支えありませんが、営利企業の作るものには差別化(個性)が必要です。

多くのメーカは、標準規格をベースにして他社製システムとの互換性を保ちながら、独自機能を加えることで他社との差別化を図っています。

独自機能は、自社製品を売り込むための重要なセールスポイントです。
「うちの製品を使えば、こんなに便利になりますよ」というわけです。
他社にマネをされてしまうと、(そのメーカにとっては)価値がなくなってしまいます。

マネをされることを防ぐため、多くのメーカは独自機能を特許出願しています。
通信機器業界の巨人、シスコシステムズも例外ではありません。


本特集では、シスコシステムズを中心に、通信機器メーカが出願している特許をご紹介します。

通信機器メーカが出願している特許には、独自プロトコルや機器の設計手法、プログラミング手法に関するものなど、さまざまな種類があります。

今回は、実際に通信機器を扱っているエンジニアが実感しやすい、コマンドなどで設定可能な、つまり筐体の外から目に見える機能やプロトコルに関する特許を取り扱うこととします。


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